音楽アプリはどれがいい?タイプ別・アプリ徹底比較!

2014年に音楽は、物理販売(レコードやCD)の販売額をデジタル販売が抜きました。音楽は「CDを買う」時代から「ダウンロードする」ものになって久しいですが、その音楽配信もサービスが多様になってきて、わかりにくいですよね。そこで、音楽アプリを3タイプに分け、それぞれのアプリを紹介していきましょう。

イヤホンで音楽を聴く女性

1. 「デジタルダウンロード」と「定額制音楽配信」の違いとは?

「iTunes」に代表されるのがデジタルダウンロードです。ものすごく簡単に言うと、お気に入りのCD、もしくは曲を買うと端末にダウンロードできるという仕組み。CDを買ってインストールする感覚と似ています。
一方、定額制音楽配信とは、月額料金を支払えば、そのアプリに入っている曲をいつでも自由にいくらでも聴けるというもの。

つまり、ダウンロードすることなく、アプリの膨大な量のクラウドにアクセスして、音楽を聴く……という方式なのです。

つまり、

  • ・デジタルダウンロード→レコードやCDを買うように音楽を1曲ずつ購入すること。
  • ・定額制音楽配信→月額料金を支払って、アプリ内の音楽なら好きなだけ聴けるサービス。

という違いになります。

ヘッドフォンをした男性とレコードを持った女性

2. 「デジタルダウンロード」「定額制音楽配信」のメリット&デメリット

まずはメリットから。

◆デジタルダウンロード

  • ・ネット環境がなくても音楽再生できる。
  • ・スマホやiPodなどどれでも再生できる。

◆定額制音楽配信

  • ・ダウンロードすることなく自由に音楽が聴ける。
  • ・自分の好きなものだけでなく、色んな楽曲を聴いてみることができる。

次に、デメリット。

◆デジタルダウンロード

  • ・購入した音楽しか聴けない。
  • ・インストールしていない機器では聴けない。

◆定額制音楽配信

  • ・ネット環境さえあれば、いつでも同じ条件で音楽が聴ける。
  • ・自分の好きなアーティストや曲が配信されていない可能性がある。

時代から見ると、主流は定額制音楽配信です。音楽は、所有する時代から、アクセスする時代へと移り変わっているのです。

「音楽は、好きなものだけをガッツリ聴く。それ以外はいらない」という人は、デジタルダウンロードを、自分の好きな音楽だけでなく、色々聴きたいという方は定額制音楽配信を選ぶといいでしょう。

ヘッドフォンで音楽を聴く女性

3. 「デジタルダウンロード」の音楽アプリ紹介

・iTunes

PC上で音楽を再生・管理するためのアプリケーションです。オンラインで購入することにより、音楽や映像をダウンロードでき、自分のPCでの視聴や、iPodやiPhoneなどのスマホと同期して持ち歩くことができます。

・e-onkyo music

「ハイレゾ」を謳い文句に、原音に近いスタジオマスター並みの音源を提供しています。CDを越える!という音にこだわったアプリ。ただしファイルサイズが大きくなってしまいます。

・mora

国内の大手レコード会社が出資しているので、iTunes向けに配信されていないソニー系レコード会社所属アーティストの楽曲が入手できます。邦楽コンテンツが多いことが特徴で、PCとウォークマンを利用しているなら利用価値が高いでしょう。

・Amazon Music

アプリ自体は無料。好きな音楽をダウンロードもできるし、ストリーミングで聴くことも可能です。ダウンロードしておくと、ネット環境ではない時にも音楽を聴くことができる、両方の特徴を持ったアプリ。

・Google Play Music

iTunesやAmazon Musicと似たサービスで、無料アプリですが、自宅のPCに保存している音楽ファイルをクラウドに保存し、外出先から音楽を再生することができるサービスです。
2015年6月からは音楽配信サービスが開始され、楽曲をプレイリスト形式で聴くことができるようになりました。ただし、ストリーミングで音楽を聴く際には、通信料がかかります。

4. 「定額音楽配信サービス」の音楽アプリ紹介

「定額音楽配信サービス」は「音楽ストリーミングサービス」とも呼びます。

・Apple Music

個人プラン月額980円、ファミリープラン月額1480円。サービス期間中は楽曲が無制限に再生できます。楽曲総数は3000万曲以上。毎日24時間オンエアされる「Best1」というインターネットラジオ機能や、アーティストと交流できる「Connect」、専門家によるオススメ機能などが特徴です。

・LINE MUSIC

「LINE」「エイベックス・デジタル」「ソニー・ミュージックエンタテインメント」の3社が共同出資して提供しています。23社のレーベルが参加しており、150万曲以上の楽曲数。ベーシックプランは月額500円、プレミアムプランは1000円。学割が用意されているのも嬉しいですね。LINEの利点を活かし、友だちと共有できる点は、他のサービスと大きく違う部分です。

・AWA

「エイベックス・デジタル」と「サイバーエージェント」が共同出資。楽曲は2015年末までに500万曲を配信予定しており、Liteプランは月額360円、Premiumプランは月額1080円。デザイン性の高いインターフェイスで、初めてでも使いやすく、再生履歴などから自分にマッチした音楽を見つけてくれる「DISCOVERY」機能や人気楽曲を再生する「TRENDING」機能もあります。

・レコチョク Best

以前は着うたなどのダウンロードサービスをしていましたが、2013年から定額制音楽配信をスタート。60年代以降のJ-POPを中心に150万曲以上を収録しています。月額980円ですが、324円でアーティスト1組だけを聴き放題にできる「アーティストプラン」もあります。邦楽が好きなら迷わず選びたいアプリです。

まとめ

こうして比較してみると、やはり音楽は「定額配信サービス」へと移行しているのを感じます。自分に合った音楽アプリを見つけて、より充実した音楽ライフを送ってください!

スマホで音楽を聴く外国人男性

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